ST-IWATEが参戦する社会人バスケの東北地域リーグも、あっと言う間に最終戦を迎える事になりました。
このブログでは今のST-IWATEのメンバーであれば、東北及び全国に打って出れると期待してきたワケですが、ここのところの成績を見ると何か最初の勢いを失っていると感じます。
岩手県一般選手権決勝はST-IWATE最強伝説の始まりとなるか!?
ST-IWATEは東北地域リーグはもちろん、天皇杯へも出場したのはご存知のとおりで、天皇杯では一次ラウンドを勝ち進む可能性は大きいと思っていましたが、その結果は同じ負けでもちょっと納得できない感じがしました。
この原因は何でしょう?
それはこのゲームの開始早々に見られる「噛み合っていない」という事に尽きるのかも知れません。
2番佐藤選手がこれまでも見せていた動き回るプレーを安定して見せてはいるものの、15番田中舘選手・55番菅原選手をフリーにしてからの3ポイントも影を潜め、積極的にリバウンドを取りに行く選手もいません。
ST-IWATEの中で何か作戦の変更があったのかも知れませんが、これにシュートの成功率が下がれば勝てる試合も勝てない事になります。
例えば天皇杯直前に地域リーグで戦ったJR秋田ペッカーズが公式ブログの中で、対ST-IWATE戦の試合データを公表していますが、これを見ると
【JR秋田ペッカーズ】
【ST-IWATE】
ST-IWATEは3ポイントによる得点の割合が高く、得点につながるパスも通っていない事がわかり、これでは3ポイントが決まらないと試合に勝てない事になります。
このタメ、この結果を持って天皇杯は作戦を変更して見たと想像する事もできます。
ST-IWATEが敗れた曙ブレーキは、関東地域リーグCブロックを1位と同点で2位通過。
現在行われている1位~8位を決定するトーナメントでベスト4に残っています。
http://jsb-basketball.or.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/a19256542b48b6be0935ce888b5988bd.jpg
ST-IWATEと曙ブレーキ戦の結果は68-78。
つまりST-IWATEはベストの戦いをすれば、関東地区のベスト4レベルに勝てる力はあると言う事になります。
守備も大事とはいえ、日常的に練習している社会人チームと、月に数回しか練習していないST-IWATEでは体力の面でどうしても不利な面があります。
まして強力なポイントゲッターが東北にいるわけでもないので、守備で体力を消耗するよりはパスとシュート、リバウンドに集中する事で積極的に得点を狙う方が有利だと思いますし、すでに地域リーグも最終戦です。
最終戦なのに色々試すより、ここは思い切ってガツガツとリバウンドを取りにいき、キラーパスを通し、どんどんシュートを放ち、シュートを打つ選手をいかにフリーにするかという作戦にした方がより勝利に近づく様に思います。
「それ理想を言ってるだけ」「どのチームもそう思ってるが実現は難しい」と思われるかも知れませんが、それができる選手が集まっているのがST-IWATEで、岩手県内のプレーヤーなら誰もがST-IWATEの可能性を疑う人はいないでしょう。
いずれにしろ、今後はどの様な戦略を取るかが大きなポイントになって来るのではないでしょうか。
残された最終戦のゲームは
一方、ST-IWATEは2戦のうち対東北電力宮城戦に勝って12点。
JR東日本秋田ペッカーズに負けると最終勝ち点は13点となり、厚生倶楽部と同点になるので得失点差?で2位か3位が決まります。
しかしJR秋田東日本ペッカーズに勝ったとすると、JR東日本秋田ペッカーズの最終勝ち点は15点。
ST-IWATEの勝ち点は14点になり、1点差で1位通過は無いものの2位通過が決まります。
ST-IWATEが最終戦に全力を投じ、歴史的な勝利を上げれば「ST-IWATEがJR秋田に勝ったらしいぞ!」と話は一瞬にして広まり、バスケ界を盛り上げる事にもつながります。
そのためにはベストを尽くす必要があります。
ベストを尽くす大切さはあの上田次郎先生も説いています(笑)
「なぜベストを尽くさないのか」by上田次郎
東北地域リーグではトップを取ることができませんでしたが、全国大会への出場は決まりなので、頂戦はまだ続きます。
トップを取るとは優勝する事だけではなく、様々な面でもトップは存在します。
東北地域リーグ最終戦で、ST-IWATEが本気でトップを取りに行っていると言う事が伝わってくるプレーが見られる事に期待しています。
このブログでは今のST-IWATEのメンバーであれば、東北及び全国に打って出れると期待してきたワケですが、ここのところの成績を見ると何か最初の勢いを失っていると感じます。
岩手県一般選手権決勝はST-IWATE最強伝説の始まりとなるか!?
ST-IWATEは東北地域リーグはもちろん、天皇杯へも出場したのはご存知のとおりで、天皇杯では一次ラウンドを勝ち進む可能性は大きいと思っていましたが、その結果は同じ負けでもちょっと納得できない感じがしました。
天皇杯1次ラウンド東日本大会@仙台— 七海 (@punipunifootpad) 2018年9月17日
試合終了
宮田自動車 63 - 106 JR東日本秋田
曙ブレーキ工業 78 - 68 ST-IWATE
この原因は何でしょう?
それはこのゲームの開始早々に見られる「噛み合っていない」という事に尽きるのかも知れません。
2番佐藤選手がこれまでも見せていた動き回るプレーを安定して見せてはいるものの、15番田中舘選手・55番菅原選手をフリーにしてからの3ポイントも影を潜め、積極的にリバウンドを取りに行く選手もいません。
戦略を変更し試しているのか
これらのプレーは新メンバーになった当初は随所に見られていたので、これに澤口選手のプレーとキラーパスに呼応する選手が増えればパス回しからの2ポイントが増え、かなり強くなると見ていたのですが、これはもはや選手の問題というより戦略の問題?とも感じられます。ST-IWATEの中で何か作戦の変更があったのかも知れませんが、これにシュートの成功率が下がれば勝てる試合も勝てない事になります。
例えば天皇杯直前に地域リーグで戦ったJR秋田ペッカーズが公式ブログの中で、対ST-IWATE戦の試合データを公表していますが、これを見ると
【JR秋田ペッカーズ】
- 2ポイント:26回 49%
- 3ポイント:5回 20%
- アシスト:11回
【ST-IWATE】
- 2ポイント:8回 26%
- 3ポイント:10回 32%
- アシスト:5回
ST-IWATEは3ポイントによる得点の割合が高く、得点につながるパスも通っていない事がわかり、これでは3ポイントが決まらないと試合に勝てない事になります。
このタメ、この結果を持って天皇杯は作戦を変更して見たと想像する事もできます。
ST-IWATEの戦力は関東地区の上位レベル
ただし、負けたとは言えこの戦いは地域リーグ全国大会での力量を見る目安にはなります。ST-IWATEが敗れた曙ブレーキは、関東地域リーグCブロックを1位と同点で2位通過。
現在行われている1位~8位を決定するトーナメントでベスト4に残っています。
http://jsb-basketball.or.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/a19256542b48b6be0935ce888b5988bd.jpg
ST-IWATEと曙ブレーキ戦の結果は68-78。
つまりST-IWATEはベストの戦いをすれば、関東地区のベスト4レベルに勝てる力はあると言う事になります。
ST-IWATEが取るべき戦略は攻撃
ST-IWATEが今後の勝率を上げて行くための実現性の高い戦略として、これまでの攻撃スタイルも保ちつつ、パス回しからの2ポイントの量産と、リバウンドを積極的に取りに行き常に攻撃姿勢を崩さないスタイルが求められると思います。守備も大事とはいえ、日常的に練習している社会人チームと、月に数回しか練習していないST-IWATEでは体力の面でどうしても不利な面があります。
まして強力なポイントゲッターが東北にいるわけでもないので、守備で体力を消耗するよりはパスとシュート、リバウンドに集中する事で積極的に得点を狙う方が有利だと思いますし、すでに地域リーグも最終戦です。
最終戦なのに色々試すより、ここは思い切ってガツガツとリバウンドを取りにいき、キラーパスを通し、どんどんシュートを放ち、シュートを打つ選手をいかにフリーにするかという作戦にした方がより勝利に近づく様に思います。
「それ理想を言ってるだけ」「どのチームもそう思ってるが実現は難しい」と思われるかも知れませんが、それができる選手が集まっているのがST-IWATEで、岩手県内のプレーヤーなら誰もがST-IWATEの可能性を疑う人はいないでしょう。
まちなか3on3(盛岡)— ぶるぴょん🐸 (@jyounetuball) 2018年9月8日
雨の中、みんな頑張ってる🏀🏀🏀
夜の部の賞金争奪戦、ガチの3on3には、ST-岩手がエントリーしてるとのこと・・・荒れるぞ、こりゃ・・・ pic.twitter.com/PeQjXkUutf
いずれにしろ、今後はどの様な戦略を取るかが大きなポイントになって来るのではないでしょうか。
東北地域リーグ最終戦の行方
さて、肝心の東北地域リーグですが最終戦を残すのみとなった現時点の勝ち点は- JR東日本秋田ペッカーズが14点。
- 厚生倶楽部が11点。
- ST-IWATEが10点。
残された最終戦のゲームは
- 厚生倶楽部が対北芝電機戦のみ。
- JR東日本秋田ペッカーズは対ST-IWATE戦のみ。
- ST-IWATEは東北電力宮城とJR東日本秋田ペッカーズの2戦。
ST-IWATEの最終戦の結果による勝ち点の違い
最終戦で厚生倶楽部とJR東日本秋田ペッカーズは順調に勝つとすると最終の勝ち点は- JR東日本秋田ペッカーズが全線全勝で16点。
- 厚生倶楽部が13点。
一方、ST-IWATEは2戦のうち対東北電力宮城戦に勝って12点。
JR東日本秋田ペッカーズに負けると最終勝ち点は13点となり、厚生倶楽部と同点になるので得失点差?で2位か3位が決まります。
しかしJR秋田東日本ペッカーズに勝ったとすると、JR東日本秋田ペッカーズの最終勝ち点は15点。
ST-IWATEの勝ち点は14点になり、1点差で1位通過は無いものの2位通過が決まります。
全力で下剋上せよ
つまり、ST-IWATEに残された課題は全国区の社会人バスケチームJR東日本ペッカーズに勝ち、下剋上で岩手のバスケファンに雄叫びをあげさせる事になりました。ST-IWATEが最終戦に全力を投じ、歴史的な勝利を上げれば「ST-IWATEがJR秋田に勝ったらしいぞ!」と話は一瞬にして広まり、バスケ界を盛り上げる事にもつながります。
そのためにはベストを尽くす必要があります。
ベストを尽くす大切さはあの上田次郎先生も説いています(笑)
「なぜベストを尽くさないのか」by上田次郎
ST-IWATEの頂戦
ST-IWATEのフェイスブックページとツイッター、インスタグラムが開設されましたが、その中で「頂戦」Challenging to the top!と書かれているので、これは「トップ取りに行くよ~」と言うメッセージです。東北地域リーグではトップを取ることができませんでしたが、全国大会への出場は決まりなので、頂戦はまだ続きます。
トップを取るとは優勝する事だけではなく、様々な面でもトップは存在します。
東北地域リーグ最終戦で、ST-IWATEが本気でトップを取りに行っていると言う事が伝わってくるプレーが見られる事に期待しています。
【試合予定】— ST-IWATE (@st_iwate) 2018年11月4日
東北地域リーグ
11月10日(土) 14:30~試合開始
会場:岩手県滝沢市 滝沢市東部体育館
vs 東北電力宮城
11月11日(土) 13:10~試合開始
会場:岩手県滝沢市 滝沢市東部体育館
vs JR東日本秋田ペッカーズ#ST_IWATE#バスケ#basketball#岩手 pic.twitter.com/UEwE5y6iyQ
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