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ST-IWATEが県総合を制し名実共に王者に君臨!全国への準備も着々と!?

岩手県男女総合バスケットボール選手権大会を制し、岩手県内のトップチームとして有無を言わせぬ力を見せつけたST-IWATEが天皇杯への出場を決めました。



岩手県総合選手権と言えば、高校・大学・社会人チームによる岩手最強チームを決める大会で男子の出場チームは次の8チームです。

  • 岩手大学
  • 花巻籠球会
  • 一関工業高
  • クーガーズ
  • 滝沢クラブ
  • 富士大学
  • 盛岡南高
  • ST-IWATE

謎の前評判を覆し勝利したST-IWATE

県内のアマチュアバスケを見ている人なら、「今季のST-IWATEは最強」「無敵だろ」と感じているはずですが、大会前の論評では、
岩手大学をST-IWATEが追う展開になりそう。
との報道がありました。


これまでの戦績や一般選手権でのプレーからすると、「いやいやクーガーズも強いぞ」と思っていた人もいるはずで、この論評も謎ですがおそらく今のST-IWATEは戦闘力がアップしている事を知らないのかも知れません。

しかし決勝はその岩手大学を破ったクーガーズとST-IWATEの対戦となり、ST-IWATEが勝利しています。


報道のしかたによっては観戦者が増えるかも知れないし、中高生もたくさん見に来るかも知れないのに・・・。

ここはさらなる取材と報道でST-IWATEをネタにして、よりバスケへの関心が高められる事に期待したいです。

ST-IWATEに求められるのは高度なプレー

しかし注目が集まれば集まるほど、ST-IWATEには勝つだけでなくナイスプレーとスーパープレーをより多く繰り出す事も求められてきます。

ST-IWATEが見据えなければならないのは県外チームとのゲームですが、その為にも高度なプレーを繰り出し、技術の向上と共により多くの人の興味を集める事も大切で、魅力あるプレーによりバスケの注目を集める事や、学生の目標とされる事により県内プレーヤーのレベルアップにつなげる事もST-IWATEの第二の使命であると個人的に思っています。

さらに今後全国で戦うには、これまで以上のプレースタイルも必要で、フェイクやノールックパスなどもどんどん繰り出していくべきです。

ST-IWATEが今年戦うステージでは、そういうプレーも求められてくるでしょう。




リードを許さない試合展開とフォーメーション

さて、気になる県総合決勝の試合展開はST-IWATEが終始リードを許さない展開で完勝していますが、第3Qでは一時ST-IWATEに迫るクーガーズの猛攻がありました。


しかし、すかさず澤口、大井を再投入し安定を取り戻したST-IWATEでしたが、ここも選手を補強し休息時間をより作り出せるようになったメリットと言えるでしょう。

新たなフォーメーションか!?

また一般選手権の時と違い今回のST-IWATEのプレースタイルは、あきらかにチームとしてのプレーを意識したフォーメーションであった様に感じられました。

岩手県一般選手権決勝はST-IWATE最強伝説の始まりとなるか!?

新しい選手が加入したばかりでの大会であった一般選手権では、どちらかというと個人の力量に任せられていた感がありましたが、今回の県総合での戦い方はチームプレーとして色々試しているのか決まったのか、あるパターンが存在していた様に思います。

チームとしてのスタイルが早く確立され、そのスタイルで試合を重ねればより強くなるのは確実で、ここは今後に注目です。

王者の座を争ったトッププレーヤー達


そして今大会のパンフレットより、ついにST-IWATEのメンバーの全容が見えました!


知ってる人がいたら拡散しましょう:D

決勝で岩手のトップをかけてプレーしたプレーヤーは次の通りです。

ST-IWATEの選手

  •  2番:佐藤 大地
  •  1番:澤口 誠
  •  7番:高橋 一輝
  •  9番:佐々木 玄
  • 11番:佐藤 洋夢
  • 14番:藤原 祐也
  • 15番:田中舘 洸
  • 18番:佐藤 孝文
  • 22番:佐々木 大輔
  • 31番:高橋 直也
  • 33番:中居 恭兵
  • 34番:大井 知美
  • 51番:今野 練
  • 55番:菅原 敬太
  • 61番:菅野 亮太
  • 91番:荒谷 光司

*ST-IWATEの監督は斉藤 資氏から大内 誠光氏にかわっています。

クーガーズの選手

  •  4番:小嶋 力
  •  6番:小谷 耕也
  •  7番:村上 浩一
  •  8番:小瀬川 翔太
  •  9番:高橋 且磨
  • 10番:小平 恵介
  • 12番:都鳥 耕平
  • 14番:高柴 光
  • 15番:古館 幸大
  • 17番:齋藤 拓
  • 21番:児玉 佑介
  • 22番:高柴 聡太
  • 35番:佐藤 光男

*クーガーズの監督は菊池 亮氏。

この選手たちとビックブルズがエキシビジョンマッチでもすれば、よりバスケへの注目度が上がり双方に良い刺激になるのでは?と思ったりしています。

もし実現すれば、より多くの県民が見に来るのではないでしょうか。

選手補強の次は選手への負担軽減を


今大会の結果により天皇杯への出場は男子がST-IWATE、女子が岩手大学となっています。
≫第73回岩手県男女総合バスケットボール選手県大会の結果

今後のST-IWATEは天皇杯はもちろん、地域リーグ、勝ってチャンピオンシップなど連戦が続き、普段仕事をしながらの練習と試合を繰り返す選手達の負担も相当なものになりそうです。

これが無名のアスリートの現状なのかも知れませんが、協会には大幅な選手補強という英断をし勝利への準備はできたワケですから、次は選手への負担を減らす良い前例となるような施策が練られる事が期待されます。

技術の向上と県内プレーヤーの注目を集めるにはより良い環境作りは必須です。

岩手県バスケットボール協会はバスケの普及や選手の育成も担っているわけですが、今年度の基本方針を見ると何かやってくれそうな気配も感じるので、選手への負担という部分にも踏み込んで欲しいものです。

≫H30年の岩手県バスケットボール協会の基本方針と重点実施事項

GO!ST-IWATE!

いずれにしろST-IWATEが見る所はもはや東北地域と全国です。

負けるとしても、岩手県代表としてサッカー日本代表がワールドカップ決勝リーグで見せた様な激闘を繰り広げる事を期待します。



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